他の花の咲く植物全般に対して、桜のみを特に区別して「観桜」と呼ぶ事がある。それくらいに桜はその景観から人気が高く多くの場所に植えられている。植栽の場合街路樹、公園、庭木、河川敷等に使われることが多い。並木のように道に沿って、あるいは河川に沿って植えられることが多く、あたり一面が花景色になることも多い。また、学校の校庭には桜が植えられていることが多い。また、古くから桜の花を育てている神社や寺も少なくない。しかし、害虫や病気など手入れが大変で、大きく育つためか庭木にされることは少ない。
春に日本では、桜の咲く木の下に人々が集まって、宴が開かれる。花見や宴会の場所として広く知れ渡っているところを桜の名所という。花見の習慣とともに、桜の名所も日本全国各地にある。また、神社や寺など桜を持っている団体が桜祭りを開いている例も少なくない。
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観賞用の桜にも赤い実をつけるものがあるが、これは一般には食用とはされない。俗に「サクランボ」と呼ばれ、果実を食用とするものは、西洋系の品種であるセイヨウミザクラ(西洋実桜)で、これはしばしば「桜桃」(おうとう)とも呼ばれるが、本来は、「桜桃」とはセイヨウミザクラとは別種のシナミザクラ(中国実桜、支那実桜)を指す。
花(花弁)自体も塩漬けにすると独特のよい香りを放ち、ハーブの一種として和菓子・あんパンなどの香り付けに使われる。